訪問看護、疲弊する看護師たち
訪問看護の事業で日本で唯一上場したNフィールドが、
訪問看護がある程度飽和気味になる今
更に拠点を増やすトピックスを目にしました。
24時間対応をせず日中だけの看護を行っています。
訪問看護がメインで見取りまでを行う資源として社会へ浸透してきました。
当然患者の容態が急変した際の24時間対応も行います。
今、訪問看護で働く看護師たちは
その24時間対応のオンコールに疲弊しているのです。
何故なら
①訪問看護を運営する法人の多くは10人以下のスタッフしかいない!!
⇒2~3人の常勤看護師でオンコール担当を回さないといけない。
②オンコールは1晩にファーストとセカンドの2人必要。
⇒ほぼ毎日オンコール担当になる
③オンコールを持てる訪問看護師が少ない
⇒訪問看護師の多くはママさん中堅看護師。子育ての両立でオンコールを持てない。
とにかくオンコールを持つ訪問看護師は少なく、
疲弊しているのです!!
今必要なのは夜間の対応を地域の訪問看護師で一体的に対応する事!!
複数の法人が提携し、提携した法人の全患者の夜間対応を
それぞれの法人で交代して対応すれば
オンコール担当の頻度が減り疲弊しない。
訪問診療を行う悠翔会はいち早く
クリニックの夜間救急診療を1人で対応し疲弊する医師に代わり
救急診療を行ってきました。
地域医療が進む昨今
疲弊する訪問看護師たちの救済も今一度考えて欲しいです。